うちの4歳児が映画『ポーラー・エクスプレス』に夢中になる理由

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polarexpress

ロバート・ゼメキス監督、こんなのも作ってたんだ…(笑)
珍しくうちの4歳児が大絶賛!最後まで集中してみることが出来た映画です。

そもそも4歳って、映画を楽しむには微妙な年齢です。理解できなくて飽きちゃったり、遊びだしたり、「ねえこれなに?なんでなんで??」と映画の最中に聞きまくったりとあの手この手で親の忍耐力を試してきます(:ω;)

まあ、まだ映画を楽しむには年齢的に早いんでしょうね…。
それでもお父ちゃんとしては映画が観たいので、毎週末お願いして付き合ってもらってます(笑)
吹き替え版にしてみたり、ファミリー向けの映画にしてみたり、動物映画にしたりと色々工夫しては、
やっぱり飽きられるわけですが。

でも!この『ポーラー・エクスプレス』は最後まで楽しんで観てくれたので嬉しかったです!
ドキドキするシーン、笑っちゃうシーン、怖くなって泣きそうになるシーン、そして子供達も大喜びのあの人まで…!
映画そのものだけでなく子供の豊かなリアクションも印象に残った映画です(笑)
あとコーヒーに入ってた○○。

あらすじ

クリスマスイブの夜、サンタを信じなくなっていた少年は、サンタの鳴らす鈴の音はもう自分には聞こえないと思い込み、ベッドで眠りにつこうとしていた。そして、時計が11時55分を指した時、突然、ごう音とともに巨大な蒸気機関車が近づいて来た。

yahoo映画より

予告編

65点(ただし子供には+30点!)

そもそもどんな映画?前半のストーリー

あらすじには、「クリスマスイブの真夜中、突然蒸気機関車がやってきた」とありますが、本当に突然です。
映画開始3分でやってきます。問答無用のストーリー展開です。

少年は列車の車掌さんに「この電車は北極行きだ」と告げられます。
北極と言えばサンタクロースの住んでいるところです。(僕のお気に入りの本にはフィンランドって書いてあるんだけどな…)
少年は思わず列車に乗り込みます。 ←えっ Σ( ̄■ ̄;

北極へ向かう道中、少年は様々な不思議な体験をします。
踊りながらココアを入れるコックさん達。
蒸気機関車の屋根にタダ乗りしている不審者不思議な男との出会い。
まるでジェットコースターのような奇妙な線路。
列車を囲むカリブーたち…。

まるで『銀河鉄道の夜』ですが、別に悲しい展開にはならないのでご安心を(笑)

不思議な旅を終え、少年達は北極点に到着。
そこには綺麗な街があり、たくさんの小人達が住んでいました

しかし、連結器が外れて最後尾の車両がなぜか暴走。
それに載っていた主人公達は街の奥深くにたどり着きます。
そこでは小人達がせっせとクリスマスプレゼントをつくっていました。
やっぱりここは、サンタがプレゼントを用意する場所だったのです。

うちの子はどこが気に入ったのか?

まずひとつ、巨大な蒸気機関車が登場しただけでテンションマックスです(笑)

ま、うちの4歳は男の子で、乗り物、特に電車が大好きなもんですから…(^^;
というか「どの映画観たい?」って聞いた時、表紙だけ見て「これにする!!!」って選んだくらいですから…。

でも、電車好きの子じゃなくても気に入るはず!この蒸気機関車登場シーンはかなり迫力ありますよ。
まどろっこしい話を抜きにして、いきなり轟音と超展開で子供のハートをキャッチしてくれます。
大人も頑張ってこの展開についていこう!

それともうひとつ、この映画の大きな魅力は、まるでジェットコースターのような迫力です!
これは本当に、大人も笑ってしまうくらい迫力あります(笑)

まずはお約束の機関車が暴走しちゃうシーン。
この映画、本当によく機関車が暴走します。大丈夫かよ。

ブレーキが故障して暴走したり、
氷の上を滑ってコントロールを失って暴走したり
連結部がはずれて、切り離された車両が暴走したり。
子供に操縦を任せてやっぱり暴走したり。
ホント大丈夫かよこの列車。

そしてその度に、うちの子はキャッキャと笑って大喜び。
「うわわわわあー!」「とまれー!ブレーキーっ!」と一緒に叫んでる我が子を観てるだけで丼一杯はいけます。

ああ、あと機関車の屋根の上をスキーで走るシーンだとかね。スゴイ迫力だったね。
…何を言ってるのか分からんと思うが、本当にあるんだよそういうシーンが!!ヽ(`Д´)ノ

そういやバックトゥザフューチャーでも暴走シーン多かったですね。
ロバート・ゼメキス監督の得意技なのかもしれません。
ゼメキス監督、CGアニメという舞台をフル活用、ノリノリで暴走させまくってます。

あと、子供が好きなシーンではないですが、壊れた操り人形がカタカタ動くシーンは子供が本気で怖がるのでオススメです。
「ねえ、えいがおわろ!? もうえいがおわろうよおおお!!!」と泣きながら抱きついて来ました。
か、かわいい…!(*´Д`)

時間が短く、展開が早いのも地味に重要です。なんせ4歳ですから。
映画が始まり、クライマックスの「あの人」の登場するまでなんとたったの70分。
お子さんも、これくらいなら集中力が持つのではないでしょうか?

個人的にはカリブーに囲まれた列車が脱出するくだりが好き(・ω・)シュールすぎる。

さて、後半のストーリーは…(ネタバレ有りです)

まもなく夜中の12時、とうとうサンタクロース登場の目前です。

主人公達は色々あって無事小人の広場へ戻って来れました。(雑)

小人達は歓声を上げ、広場でその時を待ちます。
そこではセレモニーとして、子供達の中から一人が選ばれ、サンタクロースから最初のプレゼントが手渡されるのです。
空飛ぶトナカイたちとソリが用意され、『サンタの鈴』が取り付けます。
子供達は「なんて綺麗な鈴の音かしら!」「本当にきれいだね!」と大興奮

しかし、主人公には鈴の音が全く聞こえません。

そう、『サンタの鈴』の音は、サンタを心から信じる人にしか聞こえないのです。
主人公は、悲しい顔をして下を向きます。

そして12時、ついにサンタクロースが姿を現れました。
子供達も、小人達も、大歓声を上げてサンタクロースを迎えます。
でも主人公だけは一人悲しい顔をしたままです。やっぱり『サンタの鈴』の音が聞こえないのです。

彼は目をつぶり、一心に呟きました。
「信じる…。信じる…。」
そしてもう一度、恐る恐る鈴に耳を澄ませてみました。

すると、何とも美しい鈴の音が聞こえてきたのです!

顔を輝かせる主人公に、サンタクロースが近づいてきました。
主人公はサンタクロースに「信じます」と告げました。

そしてサンタが最初のプレゼントを与える子供を選びました。
選ばれたのはなんと主人公の少年でした。

「なにが欲しいかい?」と聞いたサンタに主人公は「サンタの鈴が欲しい」と言います。
サンタは彼に鈴を渡し「本当のクリスマスは君の心の中にあるんだ」と告げます。

そうして主人公の不思議な旅は終わりました。
残念なことに、プレゼントの鈴はポケットの穴からどこかへ落としてしまいました。
家に送ってもらった彼はベッドに横になりました。

*****

翌朝、彼が目を覚ますと、昨日の夜のことはまるで夢のよう。
なにひとつ残っていません。
でも、クリスマスツリーの根元には、あの、とても美しい音色の鈴があったのです…。

果たしてあの物語は夢だったのか?

奇想天外な物語、まるで夢をみていたかのようですね。
朝起きたら列車の後がまるで残っていないとか、よくある演出ですね(笑)

僕が巧いなぁと思ったのは、ガウンのポケットです。
見逃しやすいですが、冒頭シーンで彼は蒸気機関車に驚き、ベッドの角でガウンのポケットを破いてしまいます。(ビー玉が散乱していますね。)
ところがラストの翌朝のシーン、彼がベッドから降りると昨日の夜に破れたはずのポケットが再び破れ、ビー玉が散乱してしまうのです。

つまり、あの夜のことは全部夢だった…!?

時間の不思議な流れも面白いですね。
彼が列車に乗ったのは11時55分、サンタクロースが登場したのが12時ちょうどです。
たった5分であれだけの大冒険?

しかし、あの夜の証拠となる『鈴』もまた、彼の手の元にあるのです。またもやよくある演出
しかも「ポケットの穴は直しておくように」というサンタの手紙付き!夢だとしたらどう説明がつくのでしょう?
そして、その鈴を振ってみたお母さんとお父さんは音が聞こえず、「壊れてる。こりゃ残念だったな」と言います。

ここでおもしろいのが、車掌、サンタクロース、不審者ホーボー、そして父親が同じ声優(字幕:トム・ハンクス/吹き替え:唐沢寿明)を起用していると言う点です。
つまり、これを素直に鵜呑みにするなら…主人公を迎えに行った車掌も、ちょっかいをかけたり助けたりするホーボーも、サンタクロースの分身だった?そしてサンタクロース=父親です。

そう考えると「壊れてる。こりゃ残念だったな」ってセリフもわざとらしいというか、普通言わないだろ!と思えてきます。

いやそれとも「すべては主人公のだった。だから大人の男性の声が全部自分のお父さんだった。」なんて説明も成り立ちそうです。

あれ…?でもあの手紙はどう説明をつければ…??

どうもこの映画、キッチリとした答えがみつからないようにつくっているのでしょうね。
だって、子供のためのクリスマス物語だもの。
そしてこんなあやふやな物語を、エンターテイメント性抜群に仕上げたロバートゼメキス監督、さすがの実力です(笑)

でも、僕はあえてガチで考察してみた

結論から言います。この物語は事実でも魔法でも、夢でもないと思います。

主人公少年はこんな出来事、経験していないのです。

言ってしまえば、「嘘」です。

鍵は、冒頭とラストのナレーションにあります。
この映画は「僕が子供だった頃…」と大人になった主人公のセリフで始まり、終わります。
つまり、この物語は大人になった主人公が語った物語なのです。
(大人になった主人公の声は、やはりトム・ハンクス/唐沢寿明です。)

では「誰に」語ったのでしょうか?

こんな荒唐無稽な物語をバーで隣に座った人とかに話すはずがありません。
大まじめに友人に話したら爆笑されるか、明日からぎこちない笑顔で挨拶されること請け合いです。

こんな不思議な話を信じてくれる相手で、サンタを信じて欲しい相手…

そう、相手は自分の子供です。
この話はきっと『父親が子供に語った物語』なんですよ!

なぜこんな話をしたのでしょう?

もちろん父親はこんな経験をしていないし、そんな夢すら観ていないでしょう。
でもきっと彼は、愛をこめてこの物語をしたのだと思います。
サンタクロースを、信じさせてあげるために。

*****

この映画を観終わった後、息子を抱いてベッドに連れて行こうとしました。
(映画を観終わった後は疲れるのか、いつも抱っこをせがむのです。重い。)
すると「あれとって!」とピアノの上を指さします。

そこにはクリスマスの時に片付け損ねた小さな鈴がありました。

それを渡してやると、彼は慎重にそれを振って…
「リン」と小さな音が聞こえると、溢れんばかりの笑顔を浮かべたのです。
か わ い い ぃ ぃ ぃ ぃ!!!!(*´Д`)

小さなお子さんを持つお父さんお母さん、どうぞ子供と一緒に観て下さい。
我が子可愛さに萌え死にます。

子供が何度も観たがるので、購入を絶対お勧めします…!
我が家はAmazonプライムで観ています。

原作絵本。作者は魔術師アブドゥル・ガサツィの庭園書いた人だよ!

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