【君の膵臓を】実際に膵臓食べたことあるのでちょっと解説【また食べたい】

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人間のではなく牛さんのですけどね。
ちょっとした豆知識だけど需要あるのかなコレ…。

そもそも膵臓って食べられるの?

焼肉好きでもあまり馴染みのない部位、膵臓。
体内の臓器の中では結構マイナーな臓器なこともあって、「え?食べられるの?ていうかどこ?」という感じだと思います。

膵臓は内臓の一部で、肝臓にくっついている目立たない臓器です。
他のホルモンと同様に食べることが出来ます。
ところが、お店では滅多に売っていません。
なぜなら、とにかく保存が利かないからです。

そもそも膵臓とは、消化酵素を分泌して消化管に送り出す器官です。

消化酵素とは、食事として摂取したタンパク質とか脂肪を分解する重要な働きがありますが、困ったことに膵臓自身も分解してしまうのです。

膵臓を出荷しようとしても、膵臓が分泌した消化酵素により、膵臓自体がボロボロになってしまう…
そのため、相当のコストを掛けて輸送するか、その場で食べるしかなく、なかなかお目にかかれない希少部位なのです。(ホルモンに力を入れている焼き肉屋等では食べられるところもあります)

ちなみに私は、後者のその場で食べる方でした。
以前、食肉関係の仕事をしたことがあったので、そのときの経験談です。
膵臓自身を消化しないための安全装置として、消化酵素そのものではなく効果を発揮しない「前駆体」を分泌し、胃酸等の影響を受けて初めて消化酵素としての機能を発揮するようになっています
でも、牛さんが死んじゃうと徐々に「前駆体」が消化酵素に変わっていって、自己消化が始まってしまうのです。

味はどうなの?

はい、美味しかったです。

ホルモンの一部ではありますが、役割が消化酵素を出すだけの臓器なので、消化管のような臭みもレバーのような血生臭さもありません。非常に食べやすいです。

旨味のある脂をしっかり含んでおり、味わいはハラミに近いかもしれませんが、筋肉感はありません。トロリと柔らかい味わいです。

ただし、脂をしっかり含んでいるため、大量に食べると胸焼けしそうでした(笑)

調理法は?

ホルモン業者の紹介ページからの引用になりますが、

焼いて食べる場合は塩胡椒、醤油、焼肉のタレ何でもござれです。
また、軽くボイルすれば余分な脂肪が落ちて、また一味違います。
その場合は、ポン酢がベストマッチです。煮込み料理にも、もつ鍋にも合います。

ということです。

私が食べたときはフライパンで炒めて、塩こしょうでした。
いたってシンプルですが、旨味が良く味わえる食べ方なのでオススメです!

なお、「グレンス」「レバーグレンス」「シビレ」等の用語で呼ばれますが、「シビレ」と呼ぶ場合は膵臓ではなく胸腺を指す場合が多いので気をつけましょう。

ちなみに胸腺も高級部位です。
胸腺は年齢と共に小さくなるため、仔牛や仔羊のものを利用します。
あれです、映画『レッドドラゴン』でレクター教授が料理本でチェックしていたのが「リ・ド・ヴォー(仔牛の胸線の料理)」です。
マニアックですみません(笑)

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