漫画「灼熱カバディ」の影響で、カバディを実際にプレイしている動画に興味を持ったので、ちょっと調べてまとめてみました。
日本国内のものは少ないので、主にプロリーグや海外の動画です。
攻撃(レイド)編
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2016年、2017年に2年連続MVPに輝き、さらに年間最多得点記録(369点)、1試合最多得点記録(34点)、1レイドでの最多得点記録(8点)等様々な歴代記録を保持するプロカバディ最強の攻撃手、すなわち世界最強の攻撃手がPardeep Narwalです。
観てわかるとおり、それほど上背があるわけではありません。しかし、いざ攻撃に出た彼を止めることは困難です。特に得意なのは、相手の守備の下を潜り抜ける“ドゥッキ”。インドでは“ドゥッキ・キング”とも呼ばれています。
どうでもいいけど、なぜこのBGMを選んだ。
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プロリーグの選手、アジェイ=ターカーの攻撃シーンをまとめた動画です。
瞬発力と身軽さが身上ですが、加えてカバディ選手としては長身の185センチのリーチとボディバランスも大きな武器です。「たとえ接触しても指一本で帰還する」というプレイスタイルは灼熱カバディの主人公・宵越や、奏和の高谷 煉を想像させますね!
…顔の系統はだいぶ違いますが(笑)
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2015年にMVPを獲ったManjeet Chhillarのプレイ動画、攻撃編です。
攻防どちらもハイレベルなオールラウンダーですが、どちらかと言えば守備的なパワープレーヤーです。一度タッチに成功すると、相手チームはもはや諦めていますね。
そんな彼のニックネームは‘One Man Army’。圧倒的な実力を感じさせます…。
灼熱カバディで例えるなら、星海高校の主将であり、黄金世代でもトップと目されていた不破 仁あたりがこのポジションでしょうか。
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“攻撃マシーン”の異名を持つRahul Chaudhariは、攻撃で活躍する選手。俊足を武器にしたスピード型のレイダーで、ほんのわずかな隙を突いてタッチ&帰還を果たしてしまいます。
スピードを武器にしている辺り、こちらのほうが主人公・宵越っぽいかもしれません。
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Top-10 Super Raid In Local Kabaddi Tournament(youtube)
インドの地方大会でのスーパープレイをまとめた動画です。画質には難がありますが、プロ顔負けのスーパープレイが飛び出します。
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Top-10 jump In Local Kabaddi Tournament(youtube)
同じくインドの地方大会でのスーパープレイ・ジャンプ編をまとめた動画です。みんなジャンプが大好き。やっぱり華がありますね。
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インドにあるプロリーグでの、スーパープレイをまとめた動画です。オープニングの音楽が楽しい(笑)
守備(アンティ)編
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インドにあるプロリーグでの、スーパープレイをまとめた動画です。やっぱりイントロが熱い(笑)
守備のスーパープレイが紹介されています。「灼熱カバディ」の主人公が得意としている「アンクルキャッチ」、決まればいかに強力かがわかりますね…!
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Top 10 Tackles In Local Kabaddi Tournaments Kabaddi..
これも地方リーグの動画です。なんかBGMが盛り上がらないのが欠点(笑)
攻撃は個人技の世界ですが、守備は個人技だけでなく、群れでの狩りでもあることがわかります。少しでも足を止めるとあっというまに全員が襲いかかります。
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先ほどもご紹介した‘One Man Army’ことManjeet Chhillarさんの動画、守備編です。
彼は本職が守備だけあって、鋭いタックルです。成功しても表情を変えないクールなところとか、ますます不破っぽいですね。
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プロリーグでも守備の達人とされる、Girish Ernakさんの動画です。ゴツい。
「灼熱カバディ」で言えば伊達、あるいは奏和の六弦のイメージですね。
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守備(アンティ)だけで1試合平均4.6点もの得点をあげた守備の名手、Ravinder Pahal。パワーよりも、相手の一瞬の隙を突くタックルが持ち味です。
その抜け目の無さから“鷹の眼”あるいはシンプルに“鷹”の異名で呼ばれています。
能京の水澄がこんな感じかもしれません。
名試合動画
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開幕より快進撃を続け、悲願の初優勝を睨むBengaluru Bulls(赤)。
対するは、世界最強の攻撃手Pardeep Narwalを擁し、過去三シーズン連続で優勝を果たしてきた王者Patna Pirates(黄緑)。
プロカバディ屈指の名勝負のダイジェスト版になります。
サークルカバディ
サークルカバディとは、国際試合やプロの試合とは異なるルールで行われているカバディの亜種です。インドのパンジャブ地方でメジャーなことから「パンジャビーカバディ」や「パンジャブスタイル」とも呼ばれています。
通常カバディ主な違いは以下の通り。
- コートが22メートルの円形と非常にデカい
- 攻撃手に対して、二人以上の守備が同時に接触してはいけない
- そもそもカバディカバディって連呼しなくていい
- 半裸
一瞬で勝負が決まる通常カバディよりも勝負が長く、1体1の繰り返しになることから、より格闘技的色合いが濃いです。ある意味少年漫画向き(笑)上半身裸だしね。
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この攻撃手は周りの選手と比べて明らかに小柄ですが、次々と守備をかわしていきます。
灼熱カバディの王城部長とかこんな感じでしょうか。
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こちらは逆にガチムチの守備の人が、次々と攻撃手をねじ伏せていきます。やっぱカバディって格闘技だわ。
おまけ
アベンジャーズ×カバディ
もしもアベンジャーズがカバディをプレイしたら…というパロディ動画。アホすぎるwww
カバディ映画
カバディを舞台にしたインド映画。インド映画なので当然、突然みんなで踊り出します。
日本でもカバディを舞台にした映画は二つほどありましたが、大きなヒットは得られず、現在は入手困難です。