家事育児効率化の工夫/フルタイム四人育児

我が家はフルタイム共働き&4人育児というなかなか過酷だったので、家事育児の効率化のためにいろいろ工夫してきました。

ごく当たり前のことからちょっとクセのある方法まで各種ありますが、なにかのご参考になれば幸いです。

平日は晩御飯は作らない

…とは言っても、食べないわけでも外食するわけでもありません。作り置きです。

水曜日は近所の祖母宅で一緒に食べる習慣になっているので、土日に平日4日分をまとめて作ります。

毎日メニューを変えるのも面倒なので、2日分×2種類にしています。

3日続けると文句を言う子も出てきますが2日だと平気みたいです。

下の小二人がまだ小さく、我が家では一食が5人分計算。

なので、例えば土日の間にカレー10人分とチキンステーキ+サラダ10人分を作っておけば、その週は晩御飯を一切作らずに済むのです。

まとめて作ると手間が減りますし、買い物も週1で済むし、今晩のメニューに悩む時間も削減されます。いいことづくめです。

まあ、実際は奥さんが追加で副菜を作ってくれる日も多いのですが。でも「疲れてたら晩御飯作らなくてもいい」というだけでずいぶん楽だそうです。

作り置き向き→鍋系(シチュー、おでん、なべ、ポトフ)、どんぶり系、豚汁、煮物、炒め物・焼き物

向かない→揚げ物・麺類 (出来立ての方が格段に美味しいので土日にすることが多いです。)

朝ごはんは「お皿一枚」

単純に洗うお皿の削減です。

例えば「ごはん、みそ汁、目玉焼き」のシンプルなメニューであっても、3枚×6人分で18枚のお皿になります

食後の省力化のために、各自一枚のお椀(あるいはお皿)で完結するようなワンプレート縛りです。

メニュー例

  • トースト+目玉焼き+ミニトマト+レタス+チーズ
  • 目玉焼き+ウインナー+ブロッコリー丼(※人気メニュー!
  • 納豆ご飯、たまごかけごはん(+キムチ、味付け海苔、しらすなどを自由にトッピング)
  • ネギとちくわのうどん
  • コーンフレーク等のシリアル(冷たいので夏季限定)

お皿の数が減れば、配膳も片付けも皿洗いも、ずいぶんと楽になります。

もちろん複数のおかずが盛れるタイプのワンプレート皿があればそれで良いのですが、我が家の食洗器には6人分のワンプレート皿が入らなかったので、やむなくこういう形にしています。

もっとも、栄養バランスも考慮しているし子供達にもそこそこ好評です。

平日の反動か、休日はついつい優雅で豪勢な朝ごはんにしてしまいますがw

晩御飯の項目にも共通してますが「一日30品目」「一汁三菜」という目標は捨て、栄養バランスさえ整っていればいいや、一週間単位で20品目くらいあれば十分という気持ちでユルく頑張っています。

お箸は一色で揃える

同じ模様だけど色が違う5色セット系の箸は、兄弟育児の落とし穴あるあるです…

食事のたびに「僕は青がいい!」「僕が青だ!!」「私のピンクが一本しか見つからない…」というトラブルが頻発。

短気を起こして、思い切ってすべて同じ箸で統一しちゃいました。

食堂のように、大人用、子供用の2種類だけで色も統一。

小さなことですが、毎日の小さなストレスが無くなったのでおすすめです。

便利家電の採用

外のサイトでも山ほど語られていることなので詳細は割愛します。

我が家で導入しているのは洗濯乾燥機、ルンバ、食洗器、高いドライヤー(←乾くのすごい早い)です。

高いドライヤーは、乾かす時間が圧倒的に短縮されます。

娘二人の髪を乾かすだけで結構時間取られるので、重宝してます。

すばやい乾燥は髪にも良いそうです。僕からみても妻は髪が綺麗ですが、昔から良かったので効果があるかは不明。

子供も家事を分担する

子供たち(小3〜5歳)にはそれぞれ家事を分担して担当してもらっています。

内容はお風呂の準備、食器洗い(食洗器に並べてスイッチをおす)、夕食後のテーブルの片づけの3つで、兄妹3人で一週間ごとにローテーションしています。

ローテーションにした理由は、兄弟間で担当を固定していたら「僕のほうが大変なのにあっちのほうが楽ちんだ!」とお互いに不満が出てきたからです。

なんでどっちも羨ましがってるんですかね…。はぁ…。

基本子供は面倒くさがるし、とんでもない失敗も多く、「自分がやったほうが早い!」とイライラすることもありますw

しかしいつしか習慣になると、晩御飯を終えコーヒーを飲んで一服している間に、テーブルは片付き、食器は洗われ、お風呂の準備も終わっているのです!素晴らしい…!

(しかもそのコーヒーは心優しき次男君が淹れてくれたりします)

もちろん動き出しのための声掛けや、モチベーション維持のための感謝の言葉は必要です。しかし効果は絶大!忙しい共働き家庭こそお手伝いは導入してほしいです。

※分担に向いていない家事

  • トイレ掃除(子供は過剰に嫌がる)
  • 部屋の片づけ(子供の「できた」の基準が大人の求めるレベルより低く、毎日散らかったままでいらいらする)
  • 掃除機・クイックルワイパー(物が落ちてるからできなーい→それくらいあんたが片付けなさい!の鉄板ルート)

ちなみに我が家は「いつも頑張ってくれてるから日曜日はお手伝いお休み→お父さんお母さんが全部やる」という取り決めとなっています

そのため毎週末は、食後に動くめんどくささに悶えながら「こんな面倒なことをいつもありがとう…」と子供たちに深く感謝しながら風呂を洗ったりしてます。

感謝の心、大事です…。

洗濯物は畳まない

小学生男子のパンツを綺麗に畳む必要があるだろうか(いや無い)。

パンツどころかズボンやトレーナーも、きっちり畳まなくてもけっこう平気です。

本来は「自分でタンスにしまってね」というスタンスでスタートしたのですが、誰もタンスにしまわないし、そもそも来客のない部屋なんだからタンスにしまう必要性もないよね、ということで現在は子供部屋のカゴに放り込みっぱです。

仕事用のワイシャツやおしゃれ着など皺にしたくないものはそもそも乾燥機にかけず週末におしゃれぎ洗いをし、ハンガーからはずさずクローゼットにかけています。

ということで我が家は基本的に洗濯物を畳んでいません。洗濯乾燥機から取り出したものを、各自のカゴを並べてポンポン放り込んでいくだけです。

非常に楽ちんで、一週間分を溜め込んでも30分以下で終わります洗濯物の山がスゴイことになってるけど

ただし、Tシャツなんかの皺になりやすいものは畳んだりします。あとお風呂場のタオル等も「畳んでないとみっともない」ということで畳んでいます。

ちなみに靴下だけは、別のカゴで管理することをお勧めします。

さもないと服に埋もれた靴下を探して、毎日カゴを引っ掻き回される羽目になります…。

靴下は統一する

なんとなく靴下は色んなバリエーションを揃えたくなってしまいますが、忙しい朝に「靴下のもう片方がないー!!」と騒がれないよう、シンプルな子どもたちには同じデザイン・同じ色のものを4〜5ペア揃えています。

適当に2枚とればすぐにペアが揃います。「なぜか片方だけ行方不明だからいったん置いておこう(→そしていつまでもみつからない)」という未亡人靴下の悲劇も無くなります。

毎日ちゃんと洗濯物を畳んでペアを揃えれる家庭には不要な工夫ですね(笑)

ちなみに僕は黒の靴下オンリーだぜ!とドヤッてますが、実は半ズボンの時に履くようにとこっそりショートソックスは持ってたりします。

バスタオルの廃止

僕は風呂上がりはバスタオルと信じて育ってきたので、最初は抵抗ありました。

しかし妻に勧められて小さなものに変えてびっくり、あの大きさはかなりのオーバースペックでした。

もうね、フェイスタオルいちまいで十分。特に子供に大きなバスタオルを1枚使うのはかなりもったいない。家族6人にバスタオルを使えば、それだけで洗濯機をもう1回追加で回す必要が出てきます。

我が家が使っているのはこのメーカーのです。やわらかくて、一枚あれば髪も体も十分にふける使い勝手の良いサイズです。おすすめです。

映画を観るのは当番制

※当ブログは映画サイトです…

我が家はみんな映画好きで、でっかいスクリーンとプロジェクターまで完備しています。

でも子供達が「今日は映画を観ていい!?」「何時まで観ていいの?」「ぼくの観たい映画にして!!」といちいち揉めるのに疲れてしまい我が家は色々揉め過ぎ

「映画は金曜日と土曜日の夜!観る映画の決定権は順番制!」と父の強権発動でルール化しました。

実際、いつ観るかがはっきりしたことで、僕も妻も「家族で楽しむ大切な時間」としてスケジュールを積極的に調整できるようになりました。

また公平感があるし見通しが立つこともあって、子供たちの不満も大人のストレスも一気に無くなりました。

それだけでなく、他人のチョイスには文句厳禁!!ということで

「鬼滅の刃を観たいけど妹が怖いっていう…」「すみっコぐらし観たいのに、お兄ちゃんが子供っぽいからやだっていう…」という不満も解消され

親も「子供に気を使って字幕版が観れない…」という気兼ねがなくなりましたw

問題は、6回に1回しか僕のタイミングが回ってこないこと。

このホームシアター、俺の小遣いで買ったんだけどな…(´・ω・`)

日曜夜はボードゲーム大会

我が家には僕の趣味でボードゲームの類も多数あります。

子供は「一緒に遊びたい」と交渉してくるのですが、毎日忙しいと少々煩わしかったりします。

忙しいし疲れてるし、でも断ってばかりだと可哀想だし、情操教育的にも親子で一緒に遊ぶの大事っていうし、でもOKすると辞め時で揉めて精神的にも疲れるし…。

じゃあいっそ、毎週一緒に遊べる時間帯を決めておこう!と映画と同じ発想で設定。

ちなみにこちらは日曜日の夜で、いつもより豪華なデザート付きというちょっとしたパーティータイムです。

お父さんとお母さんが一緒にゲームしてくれる!しかもケーキやジュースも出てくる!…ということで子どもたちには大人気。

毎週末、家族全員で盛り上がれるゲームを選んで楽しんでいます。

子供たちだけでなく、妻も結構楽しみにしてくれていて、嬉しいです。

どれだけ忙しくても「ひとりの時間」をつくる

毎日バタバタした生活をしながらも、月曜と水曜の九時以降は僕が子供を寝かしつけ、妻は自由時間としています。

主にお酒を楽しみながら海外ドラマを見たり、お風呂にタブレットを持ち込んで海外ドラマを見たり、友達と電話をしたりしているそうです。

仕事と育児を続けていると、「ずっと自分の時間がない!」と徐々にストレスが溜まってしまいますが、これがあるとだいぶ違うそうです。

ちなみに僕は火・木を貰って、ジム通いをしています。ベンチプレスたのしい!(゜∀゜)

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