夫が育休で、妻が働くという選択肢/理由・メリット・デメリット

レスポンシブ広告

僕は、末の子供が生まれた時に一年間の育休を取得しました。
普通なら「夫婦揃って家事育児」になるところですが、我が家ではちょっと異なります。
妻が職場に復帰し、僕が専業主婦として家に入ったのです。

なぜそうしたの?

簡単に言えば「妻が育休を取りたくなかったから」です。

意外に思う人もいるかも知れません。
僕も昔はなんとなく「子供は女性が育てるのが当たり前」と考えていました。

しかし、僕を含めた男性は「一年間育休とってほしい」と言われると、まず「いや、それは難しいかな…」と考えます。

  • チームに一年も穴を空けていいのか?
  • 職場での立場が危うくならないか?
  • 出世には響かないか?
  • 収入が減って我が家はやっていけるのか?

でもその悩みって、実は女性も同じなんですよね。
妻だって、チームに迷惑をかけたり、出世に響いたりするのは嫌なんです。
今まで精神的な負担や、キャリアの上でのマイナスを当然の顔をして妻に押しつけていたんです。

ただし、「女性が育休を取るのは仕方ないが、男性が育休を取ると白い目で見られるから余計にツラい」という風潮はあります

妻に「私の代わりに育休とってくれないかな…」と(たぶん冗談半分で)言われた時、「あ、その手があるか」と思いました。
「別に、自分が代わりに育休取ることも出来るじゃん!」と目からウロコが落ちる思いでした。

2人とも育休とれば良いんじゃない?

そもそも妻が「職場に長期の穴を空けたくない」から復帰したわけで、僕の負担を減らすために妻が育休を取っては本末転倒です。

また、2人揃って育休をとると収入が下がりすぎるため、経済的に損という計算もありました

僕や妻の会社での育休手当は、最初の半年は給料の67%、次の半年は給料の50%。

保育園に預けたら良いんじゃない?

これも良い選択肢だと思います。

ただ、我が家では「今回は1歳前後までは家でみていたいよね」という方針だったので、僕が育休を取りました。
この方針に関しては本当に「なんとなく」としか言えません。
上の子の時はすぐに保育園に預けていましたし、どちらでもいいと思います。

一年間、男性だけで家事育児なんかできるの?

やってみたら、案外かんたんでした。
掃除洗濯や食事の準備はもちろん、離乳食づくり、オムツ替え、三時間おきの授乳、寝かしつけ、買い出し、学校や保育園の準備…やることは色々ありましたが「女性に出来て男性に出来ないこと」はひとつもありませんでした。(ここが一番に言いたかった!)

母乳は?

最初の2,3ヵ月のみ母乳+粉ミルクで、あとは完全粉ミルクでした。特に困ったことはありませんでした。3ヵ月齢ぐらいまでは3時間おきに粉ミルクを調乳してました。

寝かしつけは?

寝かしつけは慣れです。男性が出来ないのはやったことがないからで、何回かやればコツが掴めます。

子供は母親に懐く?

どうやら母親に懐くのは世話をしているからみたいです。うちの子は母親より父親に抱かれるほうが落ち着くようになりました。

掃除洗濯・食事・離乳食づくり・オムツ替えも?

やればできます。もはや男性に出来ない理由がありません。

妻が2週間の出張に行っている間、ワンオペで4人の子供の面倒を見れるくらいには腕が上がりましたよ!

なお、妻がまったく育児をしなかったわけではありませんよ。
妻は仕事から帰宅すると、まず赤ちゃんの抱っこを代わってくれました。子育ての経験上、それが一番嬉しいとわかっているんですね。
僕はいつもその時間を心待ちにしていました(笑)

男性が育休専業主婦となるメリットは?

いっぱいありました!

お母さんより体力がある

出産直後の数ヶ月、母親は体力・精神力がガタ落ちします
そんな時期に、僕が家事育児をこなすことは非常に有り難かったと言っています。

また、そもそも男性は女性より体力面でアドバンテージがあります。。
抱っこやおんぶをしたまま家事や買い出しをこなしたり、兄弟二人を同時にだっこして散歩しても、妻ほど疲れていないと思います。

出産は女性がせざるをえないけど、育児は男性がやったほうが効率的じゃないかとすら思っています。

ついついお母さんにばかり負担をかけてしまうことを回避

また、夫婦の間での「不公平感」が解消されたように思えます。

ただでさえ女性は妊娠・出産をする負担があるのに、僕は今まで育児の負担も妻に背負わせていました。
もちろん家事は分担していましたし、育児に“協力”もしていましたが、メインは妻だと思ってました。

妻だってフルタイムで働いているし、出世やキャリアアップしたいし、職場に気を使っていたんです。今回の育休取得で、ようやく夫婦で育児の負担を共有できたと感じました。

子育ての本当のつらさを体感する

わかっているようでわかっていなかった育児の苦労を、身に染みて理解できたことも大きかったです。

「ひとつひとつはそんなにつらくない作業なのに、気がつけばストレスが溜まっている。」
「そんなことしたくないのに、つい感情的に怒鳴ってしまった」

そんな育児の苦しさを本当に理解できたのは、育休を取得してからです。
今までも知識としては知っていましたし、育児に参加していたつもりでした。
でも、実際にやってみるのとは大違いでした!育児って大変!妻、今まで気づかずごめん!!

子供の側にいる幸せ

コレが一番大きかったかもしれません、この1年は本当に素晴らしい時間を過ごせたってことです。
「育児はしんどい」「育児はつらい」ばかりがクローズアップされる風潮からつい忘れがちですが、育児って本当に楽しい時間ですね。自分の子供の成長を眺めながら日々を過ごすって、こんなにも幸せなのかと。
これを奥さんだけに独占させるのは、ちょっと勿体ないですよ!(笑)

おまけ

…あとくだらない話ですが、妻は「子供産んだばかりなのに仕事して偉い!」って褒められたし、僕も「育児して偉い!」って褒められたし、とにかく2人とも凄く褒められるのはメリットと言えばメリットかもしれません(笑)
やってることは普通の家庭と同じなんですけどね~。

男性が育休専業主夫となるデメリットは?

家庭によりますが、うちは僕のほうが妻より年収がわずかに高かったので、経済的には若干の損です。

 僕の収入の100% + 妻の収入の50% 
↑ちょっとだけ多い
↓ちょっとだけ少ない
僕の収入の50% + 妻の収入の100%

一番気になるのは会社からのリアクションです。

幸いうちは男性の育児参加に理解のある職場で、周りの上司や先輩も、戸惑いながらも「そういう時代だもんなぁ」と応援してくれました。(ちなみに女性社員は皆すっごい応援してくれました。好感度あがった\(^o^)/)
ただ、そうでない職場もいっぱいあります。僕の友人は「うちの会社では無理だなあ…」とぼやいていました。

あとは、割と珍しいケースなので、たいていビックリされるんですが、それが段々めんどくさくなります(・ω・)

ママ友の輪とか大丈夫?

結局入らなかったけど平気でした。ママ友もパパ友もゼロだよ!
保育園や予防接種の情報は自分でネットで調べてたし、いざとなれば役所に電話して確認していました。

強いて言うなら妻がママ友です(笑)
育児の経験者であり、地域の事情にも詳しい妻が御意見番になってくれたので、大いに安心できました。

今後は?

一年間の育休を終えたら、子供を保育園に預け、夫婦フルタイムで働き始めます。
僕を待ってくれてるチームのメンバーもいますし、お金も稼ぎたいですしね(笑)

それと出来れば、今度は職場の後輩たちの育児参加をアシストしたいなあと思っています。
まあ、先陣を切ったこと自体がけっこうなアシストだったようで、後輩からは「先輩のおかげで、僕ら育休とりやすいッス(笑)」と言われちゃいました。

最後に

「意外と男性でも出来るよ!」「こういう選択肢もあるよ!」と伝えたくて、育休・専業主夫をした僕の気持ちを簡単にまとめました。何か質問とかあればどんどん答えたいと思いますので、コメント欄等からお気軽にどうぞ!

男性の育児参加が推進されるようになったとはいえ、日本ではまだまだ男性が育休を取るのは簡単ではありません。
それでも、父親だけで育児をしてみることは、本当にオススメです。それだけの価値があると断言できますよ!

スポンサーリンク
レクタングル大
レクタングル大



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル大