ジャージーボーイズ/イーストウッド監督の初カメオ出演はこの場面

クリント・イーストウッド監督が「自分の監督作品で主演」というのはよくありますが、カメオ出演したのは初めてですね。

最初は自分でもどこかよくわからなかったので、探し出してみました。

出演シーンは、テレビの中

クリント・イーストウッド監督がちらりとうつったのは、ボブ・ゴーディオがパーティーの最中にも関わらず、暗い部屋に引きこもってテレビを観ているシーンです。

そこへトミーが女性を紹介しにきて、ついつい最後までしちゃってみんなが拍手…

そんなシーンがありましたよね?

このシーンで、ボブ・ゴーディオが観ていたテレビに映っていたのが若き日の、まだ駆け出しのクリント・イーストウッドなのです(笑)

若き日のイーストウッド

ちなみにそのときの番組は、テレビの西部劇シリーズ『ローハイド』
1959年から1965年にかけて放映され、シーズン8までつくられた西部劇の傑作です。日本でも1960年代の西部劇ブームを牽引したそうです。
彼はこの作品で準主役を務めており、一気に彼の知名度を上げる出世作となりました。

この番組が終了した後、クリント・イーストウッドは『荒野の用心棒』で映画初主演を務め、一気に大スターへの道を歩き出します。

 

もう一つの映画

ちなみに、もうひとつ白黒映画が劇中に登場してましたね。
「恋はヤセがまん」(大人の女は泣かないの~♪ってやつです)を着想するきっかけとなった、女性が男性にビンタされてた映画です。

あれは1950年公開の映画『地獄の英雄』(原題 Ace in the Hole)です。

「お熱いのがお好き」「7年目の浮気」「アパートの鍵貸します」などで有名なビリー・ワイルダー監督の作品です。
公開当時はあまり評価されなかったそうですが、現代では“アメリカンドリームの暗部を描いている”として再評価されています。

アメリカンドリームの暗部を描くだなんて、なんだか皮肉な組み合わせですね(><)

スポンサーリンク
レクタングル大
レクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする



スポンサーリンク
レクタングル大